1. TOP>
  2. No.4850(2017年4月8日発行)>
  3. TAVIの有用性と課題:わが国におけるTAVIの成績と今後の展望

【 特集 】

掲載:No.4850 2017年4月8日発行

TAVIの有用性と課題:わが国におけるTAVIの成績と今後の展望

豊橋ハートセンター循環器内科  志村徹郎
豊橋ハートセンター循環器内科医長  山本真功

(Point)
▼国内を代表する9つのTAVIセンターによる多施設共同研究であるOCEAN-TAVIレジストリーでは30日死亡率が2.0%,1年生存率も90%と欧米以上に良好な成績が得られた
▼近年,TAVIデバイスの進歩に伴うTAVIの低侵襲化が加速している。今後は医療費の面からも局所麻酔下穿刺法による低侵襲TAVIが主流になっていくことが予想される
▼既に欧米では外科的手術ハイリスク症例のみならず比較的手術リスクの低い患者にもTAVIが施行されており,今後わが国でも適応拡大が進むものと予想される


1. わが国での臨床試験

(1)PREVAIL JAPAN trial

  経カテーテル大動脈弁留置術(transcatheter aortic valve implantation:TAVI)に関する臨床試験として,わが国で初めて行われたPREVAIL JAPAN trialによると,対象となった重症大動脈弁狭窄症(aortic stenosis:AS)患者64例におけるデバイス留置成功率は91.9%と高率であった1)。総死亡率については,術後30日では,経大腿(transfemoral:TF)アプローチ37例では5.4%,経心尖(transapical:TA)アプローチ27例では11.1%,術後6カ月では,それぞれ5.4%,18.5%と報告されている。
 この結果は,欧米のTAVI導入初期の成績と比較しても遜色のないものであり,この臨床試験により,2013年10月からわが国でもTAVI治療を保険診療として行うことが可能となった。TAVIが臨床導入された際に,患者選択のバイアスもなくなり,より実臨床に即したわが国における治療成績に注目が集まった。

【全文はPDFをダウンロードの上、ご覧ください】

PDFを購入

定価799円
(本体740円+税)

※会員登録が必要です

タプレット・スマートフォンからはダウンロードできません。 パソコンにてアクセスして頂き、 bookend Desktop へダウンロードをお願い致します。 タブレット・スマートフォンでの閲覧方法は こちら 

関連キーワード

投稿レビュー

レビュー件数:0件

記事詳細検索
 
bookendマニュアル  
Copyright 2011 Japan Medical Journal Right Reserved.