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【 質疑応答 】

掲載:No.4850 2017年4月8日発行

プロからプロへ:胆囊,胆管病変のEUS-FNAについて(河上 洋→原 和生)

愛知県がんセンター中央病院 消化器内科部長  原 和生

【Q】現在,超音波内視鏡下穿刺生検法(endoscopicultrasonography-guided fineneedleaspiration:EUS-FNA)は,病理学的確定診断に欠かせない手技のひとつとなっています。特に保険適用となって以来は,膵病変や消化管粘膜下腫瘍に対する有用性,安全性が数多く報告されるようになりました。一方,胆囊,胆管などの胆道病変に対するEUS-FNAは,膵病変に比較して報告が少なく,安全性に関して十分な検討がされているとは言えないと思います。胆嚢,胆管病変に対するEUS-FNAの適応とその実際,注意点について,愛知県がんセンター・原 和生先生のご教示をお願いします。
【質問者】
河上 洋 宮崎大学医学部医学科消化器内科学講座教授


【A】胆道疾患(胆嚢,胆管病変)に対するEUSFNAの有用性は高く,内視鏡的逆行性胆管膵管造影(endoscopic retrograde cholangiopancreatography:ERCP)による生検やブラシ細胞診よりも高い正診率が報告されています。957人を対象とした20 studyのメタアナリシスでは,胆管癌に対するEUS-FNAの感度は80%,特異度は97%と報告されています1)。悪性胆管狭窄の患者294人に対するシステマティックレビューによると,EUS-FNAとERCP細胞診+生検の感度は75% vs. 49%,正診率は61% vs. 79%と報告され,やはりEUS-FNAの感度の高さが報告されています2)。また,胆嚢癌に対するEUS-FNAの感度も80%以上であることを筆者らが報告しています3)。さらに安全性も高いとされており,心配される腫瘍の播種に関するリスクも増加しないと報告されています4)。

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